話題を集める必要がある起業家がとるべき7つの戦略
弱者の戦略という語り尽くされた言葉があります。その割に、意外と多くの起業家が実践しておらず、業績不振に喘いでいたりします。難しいことを考えることはやめ、シンプルに、やるべきことをやってみましょう。きっと活路が見いだせると思います。
1.あなたが1番という領域を確立する
ちょっと強引でもかまいません。とにかくあなたがイチバンだと言える領域を作ってみましょう。細分化するほど、それは容易に達成できます。あなたの商品を、思い切って「何かの一番」にしてください。ただ、誰も興味のないジャンルでイチバンになっても、全く注目されません。お客様(見込み客)に関係のあるジャンルで一番になってみましょう。
2.身内で戦う
いわゆる小泉総理戦法ですね。同じ業界、同じグループ内で対立軸を作ります。例えば、シルバーアクセサリを売りたいとき、他社との比較だけをクローズアップするのではなく、とんぼ派vs蝶々派などアクセサリの嗜好別に対立軸を作り、それぞれの主張を展開させて露出を増やす戦略です。自社製品のポジショニングを変更することも可能で、新しい展開が期待できます。
3.チラリズム
性的な意味ではなく、少しだけ見えているモノは気になってしまうという表現と捉えてください。拡散される都市伝説や陰謀説なども、少しずつ漏れ出てくる証言や状況証拠が作りだすものです。あなたのビジネスで「隠せる部分」はありませんか?「レシピは秘密」、「秘伝のたれ」のようなわかりやすいもので、しかも人(見込み客)が知りたい情報はありませんか?
4.違和感をつくる
ん?と思われたら、それがすでに注目ですね。最近流行っている「ハーフ芸人」っていますよね。顔は完全に外国人なのに、日本育ちで日本名、英語もしゃべれないという芸人さんたち。この違和感からくるエピソードが最高に面白いのです(好き嫌いはあるかもしれませんけど)。「朝ごはんなのにラーメン」、「●●なのに○○」、こんな違和感を作りだしてみましょう!
5.データを公表する
根拠になる数字を示しつつ、持論を展開してみましょう。反論する人もでてくるとは思いますが、話題になることは悪いことではありません。調査結果は、社内で分析に使うだけでなく、社外に示すコンテンツにもなり得るのです。アンケート結果、統計、ランキングなど、あなたの会社のデータを公表してみましょう。
6.造語をつくる
最初は誰も注目してくれません。商標登録なども必要となるため、手間のかかる方法ではありますが、出版やマスコミ露出に結びつきやすいなど、効果は強力です。言葉に別の言葉を組み合わせてもよいでしょう。「第3のビール」、「週末起業」のようなことです。
7.特定の人にメッセージを送る
人は自分自身に直接関係があること以外には、強い関心を示しません。購買に結びつく行動を起こしてもらうには、「強い関心」が必要であり、「直接的な関係」が必要です。情報を手にした人が、「これ、、私のこと言っているのかな・・・」と、語り手の顔が思い浮かんでしまうくらいの「強いメッセージ性」を持たせてください。
いかがでしたか?どれも意外と簡単にできそうですよね?まずはひとつでもやってみましょう!


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