
SNSが登場する前、集客のためにメルマガ読者を集めてきた方は多いと思います。コツコツとブログから呼び込んだり、セミナー参加者を配信リストに登録したり、名刺交換した人に送ってみたり・・・。
「見込み客のメールボックスに届く」「プッシュ型営業ができる」メールは強力な集客ツールでした。しかし、SNSやLINE公式が登場し、さらに、メールをいくら送っても迷惑メールボックスにどんどん吸収されていく今となっては、メール集客の効果は10年前の半分もなくなったと言っていいでしょう。
2026年現在、Gmailをはじめとする主要メールサービスのスパムフィルターはAIの進化でさらに強力になっており、正規のメルマガであっても「プロモーション」タブや迷惑フォルダに振り分けられるケースが増えています。到達率の低下は、年々深刻になっています。
それでも、あなたのメールボックスには、たくさんのメルマガが届いているかもしれません。なぜ未だに来るのか? その答えは「代わりになるものがないから」です。
LINE公式アカウントは、確かに「プッシュ型メディア」ですが、クーポン配布などのメリットを提供し続けない限り簡単にブロックされてしまいます。また、長文を送るには適しておらず、届けられる情報は限定的です。
SNSについては参入障壁が低いのでライバルが大勢います。出遅れた人にとっては、そこから集客できるレベルにアカウントを育てることは、簡単なことではありません。
もちろん、メルマガ読者を集めることはさらに困難であり、数万人規模の大量の読者を集めることはほぼ不可能な状態です。なので、過去にメルマガ読者を集めた業者が、未だにメールを送り続けているのです。最後の悪あがきのような感じですね。
従来型のメルマガ集客は、もうできない時代になりました。前述のように、読者は集まりません。そして、迷惑メールフォルダにどんどん吸い込まれていくからです。メルマガ集客は、別のやり方をしなくてはならなくなりました。
もはや、大量一斉送信をするメルマガでは集客は不可能です。長期間購読されることもなくなりました。となれば、我々がやるべきことは、メルマガに代わる媒体を育てること、そして、大量一斉送信に頼らないメールマーケティングの実践です。
言われてみれば簡単なことのようですが、これは中々難しいことです。しかし、集客力を強化するためには、面倒くさがらずにやるしかありません。
2026年の現実的な選択肢としては、メルマガとLINE公式を「併用」することです。メールで長文の深い情報を届け、LINEで短い通知やリマインドを送る。どちらか一方ではなく、役割を分けて両方を運用するのが、現時点での最適解です。
大量一斉送信のメルマガの効果がなくなった今、唯一生き残る可能性があるのが「ステップメール」です。ステップメールとは、予め仕込んでおいたシナリオに沿って、段階的にメールが配信される仕組みのこと。メール講座などでよく使われるものです。
ステップメールが今も有効な理由はシンプルです。登録直後の「関心が最も高いタイミング」に、適切な順番で情報が届くからです。迷惑フォルダに入りやすい一斉配信と違い、登録直後は受信トレイに届きやすいという利点もあります。
多くのステップメール配信システムでは、ステップメール配信終了後に自動的にメルマガ配信に切り替わります。登録から時間が過ぎている読者ですので集客効果は望めませんが、一応、メルマガとして週1度は配信しておくようにしましょう。
ステップメールの読者は、大量に集める必要はありません。と言いますか、できません。X(旧Twitter)、Instagram、YouTube、Threads、ブログから誘導していくことを中心とし、ブログはSEOを効かせるためにきちんと企画、執筆を重ねていく必要があります。
2026年のおすすめは、無料PDF・動画などの「リードマグネット」をLP(ランディングページ)で提供し、メールアドレスとLINE登録を同時に取得する方法です。どちらかだけに頼るのではなく、両方のリストを並行して育てることで、到達率の低下リスクを分散できます。
あなたはメールをいつ読みますか? 配信のタイミングはとても重要です。他のメールに埋もれないためにも、タイミングまで注意を払って運用したいところです。配信する曜日、時間を何パターンも試して、ベストな時間を割り出します。
あなたがターゲットとする読者によって、メルマガを読む時間は異なります。朝の通勤電車の中で読む人もいれば、お昼休みに読む人、寝る前に読む人、週末に読む人、様々です。サラリーマン狙いの場合は、情報収集は朝、セミナー申し込みなどは休み時間や帰宅後に行うことが多いです。あなたのターゲットの日常をよく考えて試していきましょう。
一般的な例としましては、もしあなたがネットショップを経営しているのでしたら、金曜日配信を試してみましょう。週末に買ってくれる人に向けて情報を送るイメージです。サラリーマンでしたら月曜日や金曜日は避けて、火曜日や水曜日に。主婦であれば午前中は避けましょう。もしこれらの時間に配信して反応がないようでしたら、別の時間を試してみましょう。
また、個人向けと企業向けで配信時間も変えてみましょう。個人は通勤時間、昼休み、帰宅して夕食の後、寝る前などの自由時間に。BtoB(企業向け)なら、朝礼や会議が終わった後(朝11時~)や、夕方16時くらいなどからテストをスタートしてみましょう。
いわゆる架空請求詐欺業者や情報商材アフィリエイターが使う過剰なキャッチコピーは、ダイレクトレスポンスマーケティングなどと呼ばれ、一時期もてはやされました。しかし今では、悪徳業者やアフィリエイターに多用されたことですっかり汚れてしまい、胡散臭いものの象徴のようになってしまいました。
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