コンサルタントは「教える人」、「導く人」です。
よって、どんなに契約が欲しくとも、職業柄、見込み客に対して、露骨な営業&集客活動をすることはできません。
「どうも~、毎度お世話になっておりますぅ。先生の●●です~。」
と、ペコペコと頭を下げてくる人、集客に一生懸命な人、コンサルタントとしてどうでしょうか?
頼りないですよね。
クライアントの目線で見れば、コンサルタントは頼れる・強い、自然体の、人間的に大きな人であって欲しいものです。
では、よく見かけるダイレクトメールや、縦長のセールスレター型ホームページに、誇大広告気味のキャッチコピーを並べ、頼れる先生をアピールすることがよいのでしょうか?
残念ながら、それらの手法は単なるお金の無駄使いに終わってしまうばかりでなく、見込み客からの信頼を得ることもできないでしょう。
コンサルタントは普通の商売とは明らかに違うのです。一般企業が行うような営業&集客はできないのです。
では、そんな先生は一体どうすればよいのでしょうか?
特定分野の専門家として、そして経営者として成功するコンサルタントは、どのようにビジネスを構築しているのでしょうか?
実は多くの成功コンサルタント共通している成功ポイントは、少ない時間で多くの結果を出せるように「時間にレバレッジを効かせている」ことにあります。
少ない時間と労力で、最大の効果を得ることを常に考えるのです。
コンサルタントの最初の課題、それは「時間の確保」です。実務に追われるコンサルタントは、営業&集客に割くことのできる時間が限られています。
コンサルタントがやるべきことは、業務品質を落とさずに「自分でやらない/定型化した/時間のかからない営業&集客活動の仕組みを構築すること」なのです。
チェックリストや診断表などのツールを上手に活用し、同じアウトプットを繰り返す労力を最小化するのです。
今後、コンサルタントの仕事は大きく変わるでしょう。AIがあらゆるデータを解析し、人間が認識しきれないパターンを発見することができるため、従来の人間の手による分析に比べて、より高精度でビジネス上の意思決定をサポートすることができるようになりました。
そのため、コンサルタントはAIを活用することで、より効率的かつ正確な分析を提供することが求められるようになります。AIを敵視してももう無理です。活用することで、顧客企業の課題解決やビジネスの改善点の発見を、より迅速かつ正確に行えるようにしなければなりません。
また、課題発見にAIを活用することで、コンサルタントがより高度なビジネス戦略の策定や、新しいビジネスモデルの提案など、よりクリエイティブな課題解決に注力することができます。
したがって、コンサルタントが生き残るためには、AIを適切に活用することが必要となります。AIを扱うことができる専門知識を持った人材を採用し、より高度な分析や戦略策定を提供することが大事です。専門性のみならず、クライアント企業のニーズに合わせて、AIを含めたさまざまな技術を熟知しなければなりません。
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