Facebook(フェイスブック)で集客する方法【2022年3月最新版】

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「Facebook(フェイスブック)広告が熱い」2021年くらいまで、一部業者がキャンペーンを展開した「Facebook広告を教える」ビジネス。確かにGoogle広告と比較して費用も安く良さそうに見えたのですが、実際の効果は・・・当たり前ですが業態によりますね。

「Facebook集客」と銘打つ様々な集客方法が開発・発表されていますが、利用者数も下り坂であり、しかも年配者ばかりなので、新規顧客とのタッチポイントとしての集客効果は限定的です。

Facebook集客の本音

フェイスブック集客のノウハウを商売とするコンサルタントで、実際に集客できている人っていますか(笑)? Facebookで集客できるという広告が、アメブロやら他で表示されているので・・・「Facebookで集客できてないじゃん!」と言いたくなってしまうのです。

一般のスモールビジネスで、Facebookを活用して集客に大成功している例は、今のところは見かけません。

効果的なFacebook集客とは?

フェイスブック集客は、いわゆる「知り合いとして繋がってから、ゆっくり落とすビジネス」には効果的です。たとえば、コーチングスクールの先生が生徒とFacebookでつながり、コツコツとタイムラインに登場して、先生に親近感を持つようになり、やがて「先生、私のコーチングしてもらえますか?」となっていくパターンです。

このような知り合いから受注獲得していくビジネスや、どうせ買うなら知っている人のところから買おうと思う店舗系ビジネスなどでは、Facebookはまだ力を発揮します。ですので、いわゆるネット集客と同列には考えず、リアルの延長の関係維持ツールとして使いましょう。

Facebookでやってはいけないこと

未だにやっている人がいるので驚くのですが、意味のない友達数増やしなど、アカウントの削除のリスクを負ってまでスパム的な使い方をすることは避けましょう。

シンプルに「知っている人」として日々発信し、たまにブログに誘導するくらいで十分です。誘導など特にしなくても、気になる発信があればDMしてもらえます。

これがスタンダードな使い方です。

Facebookページは集客に使えるのか?

現時点では、フェイスブックページ(ビジネスアカウント)は、スモールビジネスオーナーにとっては、あまり有効なツールとは言えません。

ビジネスの内容にもよりますが、広告費かけずに「いいね」を集めることはできませんし、集めたところでそれほど商売に結びつきません。

かつて数十万の「いいね」を集めているページもありましたが、今では使われておらず屍になっているページもたくさん見かけます。

スモールビジネスにFacebookをどう使うのか?

一般的なスモールビジネスオーナーが、これからFacebookを使って販促、集客をしようとする場合には、もう結論は出ています。やることは決まっています。

Facebook集客の現時点での結論は、リアルなつながりの維持のために使い、じっくり顧客化すること。ネット集客ツールとして使うなら、他媒体から利用者を誘導するか、有料広告を打つか、その上で優良なコメントを出し続けるしかないのです。

多媒体からの誘導とは、例えばニュースサイトにコメントを付けたり、公開グループで積極的に情報を出して人を惹きつけたりすることです。どちらも決して簡単とは言えず、手間の割に効果は低いものですが、もし余裕があればやってみてください。

Facebookは本来の使い方をすればいい!

フェイスブック本来の使い方は、実際に知っている人とオンラインの世界でもつながること。そして、Facebookページの本来の使い方は、企業がお客様とコミュニケーションをとること。

そうなれば、その本来の使い方、Facebookの開発者が描いたユーザーの姿を全うすることこそが、最も適切な使い方だということになります。

Facebook個人アカウントでは、実際に知り合った人とつながりながら、自分の存在を地道にPRし、Facebookページでは広告を出し、共感を呼ぶコンテンツをコツコツと配信し、企画力で利用者を惹きつける。

それが王道であり、それ以外にはありません。