Instagramで子どもの写真を投稿したら永久凍結!? SNS凍結の原因と対策まとめ
先日、AbemaTVで、「娘の写真をSNSに投稿したら、Instagramのアカウントが永久停止された」という話が報じられた。
え? 公園で遊ぶだけの写真だよ? 露出なんてないし、むしろほのぼのじゃないの?
…にもかかわらず、AIによる審査の結果「児童の性的コンテンツの可能性がある」と判断され、一発アウトでBAN。
さらに衝撃的なのは、異議申し立てもできず、問い合わせの窓口すら存在しないという事実。
「私たちはもうAIに裁かれているのかもしれない」
この話、SFっぽく聞こえるかもしれないけど、現実はもっとシビアだ。
FacebookやInstagramを提供しているMeta社は、世界中の法律に対応する必要がある。ひろゆきさんによれば、たとえばフランスでは、「親であっても、子どもの写真を投稿するには文書での同意が必要」とされているようだ。
つまり、日本では「ほほえましい親バカ投稿」が、海外では違法行為扱いされる可能性がある。
そしてMetaのAIは、その厳しい基準に則って働いている。しかも、容赦ない。
番組スタッフは、放送の打ち合わせで「凍結の特集やります」とメッセージを送っただけで、BANされた。え? それすらアウト? 怖すぎるって。
BANされて気づいた「SNS依存という名のインフラ」。SNSが使えないと、仕事の連絡もできない。写真もアルバムも、DMも、過去の投稿も、思い出も… ぜんぶ「消える」。
「新しいアカウントを作れば?」
それも無理。実名・誕生日が一致すると、再登録時にも即BANされる仕様。つまり、「ネット上の自分」が完全に抹消される。
当事者は言う。
「15年以上積み上げた記録が、一瞬で消えた。もう呆然とするしかなかった」と。
そもそもSNSは「無料」で提供されている。その代わり、私たちのデータが使われている。個人情報や閲覧傾向、趣味嗜好。それが「対価」だ。
法律家はこう言う。
「SNSのアカウントって、飲食店の入店拒否と同じ。民間企業だから、理由なしでもBANできる」
今のSNSは、もはや“社会インフラ”。誰かと繋がるためのツールでもあり、ビジネスの舞台でもある。「突然BANされても、仕方ない」は、ちょっと現実離れしてる。
結論:「SNSは信用するな」
- 大事な写真やデータは、必ずローカル保存
- 投稿前に「誰かを傷つけないか」「規約に引っかからないか」再確認
- 有料認証を検討(Meta認証)
- アカウント復旧の手段は弁護士経由が有効(※成功率5割前後)
- 「SNSはいつでも消えるもの」と覚悟して使う
悲しいけれど、これが現実。自分のデータは自分で守るしかない。


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