DM集客を考える~ダイレクトメールノウハウ集
DMと一言で言ってもいろいろあります。電子メールのダイレクトメールもDMと呼ばれることもあります。ですが、大抵の場合は、紙に印刷されて郵便ポストに投函されているものを思い出すでしょうか。
もし、皆さまがマンション住まいであられるなら、ポストのすぐ横に置かれたごみ箱に捨てられているDMを山を思い出すことができるのではないでしょうか。毎日たくさんのDMが届けられ、「パッと」だけ見られて捨てられていきます。
あれだけの数が捨てられていても、あれだけの紙が無駄になっても、それでもDMがなくならないのは費用対効果を計算して、採算が取れている会社があるからです。
DMにはいろいろな形状のものがあります。ただのチラシのようなものから、はがき、封書のものもありますね。メール便で来るものもあります。窓付きの定型DMも、いかに封を開けてもらうかが勝負。外観からキャッチコピーが並び、立派なDMになっていますね。
では、DMを読むタイミングについて考えてみましょう。まずメールの場合、一般の会社員や働いている人であれば、ネットにアクセスする瞬間は「仕事が終わった時」が多いのではないでしょうか。駅までの時間や、電車やバスの中で、ちょっとメールをチェックという習慣がある方は多いのではないかと思います。では、紙のDMが読まれる時はいつが多いのでしょうか?これもやはり、帰宅時にポストをチェックという人が多いはずです。となれば、情報を届けたい相手のライフスタイルを逆算してポストに投函することになりますね。
曜日についても同じことが言えそうです。何曜日に読んでもらいたいかを考えて、郵便を出すことが大切になります。法人向けのDMを水、木曜日に出せば、着が金曜日となり、そのまま忘れ去られてしまう可能性もあるでしょう。で火曜日くらいに届いてほしいと計算するなら、月曜日に発送するなどの工夫が必要になってきます。
また、集客DM、チラシのデザインについてはどうでしょうか?文字が少なくてスッキリしたデザインのチラシと、文字が多くてゴチャゴチャした感じのチラシ。どちらの方が反応率が高いかご存知でしょうか?例外もありましょうが、たいていは後者のゴチャゴチャしている方なのです。決め手は情報量。人は基本的に、よくわからないものは買わず、資料から得られる商品の情報が不十分な場合、購買に至らないのです。
文字がゴチャゴチャあると、読みにくいのは確かです。ですが、DMは、1%も反響があれば成功と言える世界です。この大事な1%の人が、真剣に買うかどうかを考える人は、ちゃんと読んでくれます。さらに真剣度が高ければ、わからないことを電話で問い合わせたりさえします。冷やかしの人に、きれいなチラシだなと思ってもらっても、仕方ありません。
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