想定している見込み客とインターネットの親和性を考えましょう!
これから起業しようとしている人が、よくして下さる質問として、「この考え方、このビジネスでうまくいくでしょうか? 大丈夫でしょうか?」というものがあります。
私の方で1つのビジネスアイデアの結果を予言することは簡単ではありませんが、判断する基準がいくつかあります。その1つをご紹介してみたいと思います。
「どこで」「どのように」商品やサービスを販売するの?
買う人がいるか、売り上げを拡大できるか、など当たり前のことが基準になるわけですが、その相談者様が、「どこで」「どのように」商品やサービスを販売しようとされているのかは、大きなポイントとなろうかと思います。
スモールビジネスで起業を考えている方は、その多くが、インターネットを使って商品やサービスの販売、あるいは紹介を検討されています。
そうなればもちろん、考えなくてはならないのが、想定している見込み客とインターネットの親和性です。
インターネットを多く使う層なのかどうか?
何を目的にしてインターネットを使う人なのか?
インターネットで買い物する人か?
こんなことも考えてみる必要があると思います。例えば、YouTubeばかり見ている大学生をターゲットとした商売思いついた場合、大学生に直接カード決済で商品を販売しようとしても、反応が鈍いかもしれません。
そもそも、購買の意思決定権を持っていない人をターゲットにする場合は、様々な工夫も求められます。
ネットを使ってやろうと思っているのでしたら・・・
仮に、想定している商売がターゲットとする見込み客層が、インターネットを多くは使わないであろうと考えられる場合、別の方法での営業ルートを強化する必要があります。実際に訪問をするとか、チラシをまくとか、アナログ・リアルな方向も考えてみましょう。
インターネットとの親和性の高い商品、親和性の高い見込み客、この条件が揃えば、ある程度のプロモーション成果が期待できます。
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