コンテンツマーケティングは、情報発信の質と量を向上させる!

コンテンツマーケティングで成功するには、とにもかくにも、情報発信の質と量を向上させることです。これ以外に検索上位表示を達成する方法は皆無と言ってよく、これからも、各企業が「質の高いオリジナル情報の発信」と「その量」を競う傾向は続くでしょう。ここでは、コンテンツの質の高め方と、その量の増やし方について解説します。

○ 記事の質を高める方法

質の高いコンテンツとは、「多くの人に求められている情報」と、「その人しか知らない情報」の2つがあります。多くの人に求められている情報は、ネット上にたくさんのヒントがあります。例えば、Q&A系サイトです。教えてgoo、ヤフー知恵袋、okwaveなどがあります。このようなサイトで質問されていることは、多くの人が知りたい事とも言えます。

また、グーグルトレンドなどを見て、人気化しているキーワードについて発信してもよいでしょう。人気化するキーワードは多くの場合、テレビのニュースや番組で取り上げられた内容や人名、地名などに関するものが多くなります。放送されるテーマや、出演するゲストの情報を事前に調べておき、ブログにアップしておくなどの工夫ができれば、アクセスアップも期待できるでしょう。
次に、その人しか知らない情報とは、あなたの体験談そのものです。あなたの体験談は、それが他の人と似たような内容であろうとも、自分の言葉で丁寧に発信し、あなたなりの感想を大いに盛り込んだ時点で、あなた発の唯一の情報となり得ます。

○ 情報量の増やし方

コンテンツは、質はもちろんのこと量を増やすことがとても大切です。資本力の無い個人が勝つためのロングテールSEOを考えた場合、一記事辺りの文字数はもちろん、ページ数も、依然と比べ物にならないくらい大量に用意する必要が出てきています。

この辺りに矛盾も生じています。本来、ロングテールSEOは、外部リンクを購入することによって順位を上げてきた従来の「お金のかかるSEO」とは異なり、コツコツとコンテンツを積み上げてきた真面目なコンテンツホルダーが得る果実であったはずですが、最近では内部対策、ロングテールSEOの重要性が増しいるため、企業が資金を投入して次々と大量のコンテンツを配信するようになっているのです。

ですので、個人や資本力の無い中小企業がこの戦略で勝つためには、これまでにない工夫をしなくてはなりません。どんな手法があるのでしょうか?以下にご紹介していきます。

◇ツールを使ってリライト文章を作る

アフィリエイターがよくやる手法です。文章リライトのツールを用い、当サイトの記事のようなオリジナルコンテンツをリライトするのです。リライトとは、単語を他の単語と入れ替えたり、文章の並び順を変えたり、倒置法にしたり、ですます調を他の言い回しに変えたりすることです。翻訳ソフトを使い、一度英語に直し、それを日本語に戻して清書をすることもあるようです。

単純な単語の入れ替え程度のリライトは、検索エンジンをごまかすことはできなくなっています。コピー文章、単純なリライト文章と判断されれば、検索順位は大きく下落します。

◇人がリライト文章を作る

リライトには、前述のようなツールを使い、文章をほぼパクッてしまう悪質なものから、要旨だけをパクり文章は自分で書くというものまで、様々なやり方があります。人が主旨を変えずに文章をリライトするやり方をした場合には、検索エンジンにはほぼ見抜くことはできないでしょう。

優秀なアフィリエイターは、ネット上のコンテンツをリライトせず、本などのアナログ媒体をリライトすることで、さらにリライト記事であることがばれないように工夫をしていることもあります。本や雑誌を買ってきて、例えば主婦のライターさんに格安でリライトしてもらうことができたら、非常に効果的なコンテンツ量産ができることになります。

ここから下は、正統派の情報量の増やし方です。本来、このようなやり方でコンテンツを量産することが、最も望ましいやり方です。

◇セミナーを文字(テープ)起しする

自分が「しゃべったこと」こを、自分のコンテンツでしょう。MP3レコーダーを持ち歩くことで、自分のセミナーはもちろん、隙間時間にどんどんコンテンツを録音していきましょう。それを文字起しするだけで(外注も可)膨大なコンテンツを生み出すことができます。

◇オリジナル文章を作って配信する

これが王道、と言いますか、本来こうでなくてはならない姿です。オリジナルのコンテンツを日々書き下ろす。これに勝るオリジナルコンテンツはありません。この作業は地味で量産できず、ネタ切れなどとの闘いもあり容易ではありませんが、長年積み重ねれば効果の高いものです。但し、やり方を間違えると、全く効果が出ないものでもあります。そのやり方とは、1記事の文字数とテーマ設定です。これらがいい加減になっていると、何記事書いても全くと言ってもよいほど集客効果は見込めません。

◇メルマガバックナンバーを載せる

ネット集客を本格化させる際に、メールマガジンを利用されている方も多いと思います。ですが、このメールマガジンのバックナンバーを、他サイトの資産にしてしまっていないでしょうか?実はいわゆるブログも同じことです。せっかく書いた記事が、他ドメインのコンテンツの一部としてネット上に公開される。そんなもったいないことはありません!

○ どうせやるならこれを目指す!

コンテンツ量産の決定打は、「ポータルサイト化」です。記事を「他の人に書いてもらえる」仕組みを作りだし、質の高い記事を日々増やし続けるのです。ポータルサイト化、つまり情報集約型のサイトです。最初の立ち上げ時には、そのような人は集まらず、とても苦しい状態が続くでしょう。まずはご自身でコンテンツを増やし、徐々に寄稿してくれる仲間を取り込み、充実させていくことが大切です。

いかがでしたでしょうか?ホームページはコンテンツマーケティングの時代です。正直言って大変なことですが、これさえできれば、自分が望む仕事ができる、夢がぐっと近づいてきます。スモールビジネスでも、ネットビジネスでも、基本は同じことです。ぜひ取り組んでみてください!

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アタマーケ・ラボ & 起業18フォーラム代表。2007年、集客支援をスタート。テレビやラジオ、雑誌などマスコミにも多数登場し、独自の脳マーケティング理論・集客・高単価セールスメソッドを公開。経験・実績に基づいた、わかりやすいセミナー・ノウハウの解説、コンサルティングには定評がある。
About 新井 一
アタマーケ・ラボ & 起業18フォーラム代表。2007年、集客支援をスタート。テレビやラジオ、雑誌などマスコミにも多数登場し、独自の脳マーケティング理論・集客・高単価セールスメソッドを公開。経験・実績に基づいた、わかりやすいセミナー・ノウハウの解説、コンサルティングには定評がある。