働き方改革で「兼業」や「副業」の解禁という流れがあるものの・・・
新井@パーソナルビジネスブレインズです。
政府の働き方改革で、兼業、副業解禁、指針作成と世の中が騒がしく、行政が起業支援を徹底するようになりました。
現在、副業解禁をしている企業は14.7%。
それが増えるとしても、民間の集客コンサルタントである私はこの状況を・・・冷ややかな目で見ています。
少なくとも、個々の企業の「副業禁止規定」と憲法の「職業選択の自由」の議論については、会社員が副業するという話とは別次元であり、個々の企業と個人との労働上の契約の話だと思います。
もうひとつ、冷ややかな目で見てしまう理由は、「そんなに甘くないよ!」ということ。
一体、これまでどのくらいのフリーランス、起業家が「集客できずに」倒れてきたことか。
特に、私の実体験では、シニア起業なんてのは格段に厳しいです。
よくお問い合わせや面談依頼をいただいても、とにかく上から目線、そして、理屈先行。
お話にならないなぁ・・・というケースが、とっても多いのです。
また、副業解禁とはつまり、クオリティの低いビジネスが世に氾濫する可能性がでてくることでもあります。
すぐに撤退すればいい、どうせ副業だし、忙しいからできない、そんな取引先はごめんなさい、NGです。
また、平成28年度の税制改正案で、平成33年度からのインボイス制度の導入が検討されていますが、インボイス方式の導入が始まれば、免税事業者からの仕入れに対しては、課税事業者が消費税を控除できなくなるわけで、(※ このサイトがわかり易いです)そうなれば副業の事業者との取引なんてほぼ終わりですよね。
副業解禁=副業成功ではない! 集客ができないビジネスは先がない
ですが、悪い話ばかりではありません。
私は、「起業18フォーラム」という会社員のまま起業する方法を教える塾を主催していますが、そこで教えているやり方のように、朝晩30分で、好きなことを好きな人と、というようなやり方をすれば、会社の仕事に影響なく、ほぼノーリスクで起業の準備を進めることができるのです。
起業18でも教えているのですが、やはりビジネスは「集客」が要です。
これができなきゃ、ただのお遊びです。
また、副業でアルバイトだったり企業の下請け仕事をしていては、それはただの労働後の労働です。
そうではなくて、自分の好きなことを情報発信して、集客して、きちんと稼げるようになることが大切なのです。
実際、世の中の人は、独立してもほとんどの人は集客できずに廃業していきます。
それを免れるために、必死に企業にしがみつくのです。
それでは、サラリーマンと同じです。
時間を自由に使えない副業はやってはいけない!
私のセミナーでは、ブログとSNSを使って、いかにスモールビジネスを宣伝し、好きなことで食べていけるようになるかをお伝えしています。
副業であろうが、経営者であろうが、自分で事業をやっているならば、情報を発信しなければ絶対に集客はできません。
しかし、ここで注意していただきたいことがあります。
それは・・・「好きなことを好きな時間にやる」というスタイル以外で副業や兼業をすれば、労働後にまた労働し、週末もまた労働ということになり、心も身体も疲弊してしまうのではないでしょうか?
もっと少子化が進み、お金も使わなくなってしまうのではないでしょうか?
ちょっと大げさかもしれませんが、時間の自由がなければ、人は考えることも、行動をすることも、休憩を取ることもできません。
お金が増えたって、時間が減ってしまっては、幸せを感じることができないのではないでしょうか?
週末に起業、副業、兼業をして、月曜日に疲弊している人を見れば、すぐにわかるでしょう。
そのような人が、本業でも成果が出せるでしょうか?
それが安心な働き方改革なのでしょうか?
私は、充実した人生、仕事をクリエイトするために必要なものが、インターネットマーケティングのスキルだと思います。
私はそれを、自分の人生を大切にしたい、自立した人生を歩みたいと願う方々のために、お伝えしていこうと思っています。
確かに、集客できなければビジネスはママゴト以下です。
しかし、集客ができたところで、忙しすぎて破たんするようなことであれば、やらない方がましなのです。
副業は会社勤めよりシビアです。
きつくなったから辞める、異動願いを出す、有給を取る、他人に任せる、なんて甘いことはできないのです。
まとめ:時間が自由になるビジネスで、集客できるようになろう!
時間が自由にならない副業とは、つまりアルバイト兼業であったり、下請け仕事であったり、厳しい納期のあるような作業労働、役務提供の仕事です。
ある程度融通が利き、自分の空き時間にできるタイプの仕事を厳選して選ぶべきでしょう。
時間の自由のない副業/兼業の例
① 厳しい納期のある制作などの作業
② マックや掃除などのアルバイト
③ カフェやサロンの開業など
選ぶべき副業/兼業の例
① ネット販売
② 教育ビジネス
③ セミナーなど
最後に・・・
副業をしたいのでありましたら、インターネットマーケティングを学ぶことは必須と考えています。
弊社のメールマガジンでも、そのノウハウを公開していますので、ご興味がございましたらぜひ読んでみてください。
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