ネット通販、ショップの売上を上げるには?

ネットショップの数は増える一方です。市場も右肩上がりの成長市場。これからもしばらくは続くと思われます。本業でガッツリ、副業でマイペース、どちらも対応ができるネットショップですが、これだけ数が増えてしまうと売上を伸ばすにためには、それなりのノウハウと努力が必要なのです。

右肩上がりに注目する

日本の都会には、24時間何でも買える店が並び、買い物に困ることはほとんどありません。さらに、ネットショップで食料品からアパレル品まで、何でも買うことができるようになっています。そんな飽和気味と言ってもよい市場の中で、どんな商品が右肩上がりに売れ続けているのかは常にチェックしておきたいところです。

例えば、ネットショップのプラットフォームで言えば、アパレル通販においては、すでにモバイル端末からの購入がパソコンからの購入を上回っており、若い世代、特に女性がスマートフォンから購入しているケースが増えていると考えることができます。

ネットショップ・通販で売れる商品とは?

市場は右肩上がりに注目でした。もちろん商品も同じです。一つだけ違うところは、より「需要と供給」に注目していただく必要があるということです。「目立たない需要はあるけど、街中で供給がない」これが売れる小資本でも戦えるネットショップの王道です。

都会のターミナル駅に降りて、半径100メートルに売っていないようなもの。そう考えると中々簡単にはありませんが、その場合には時間軸で考えてみてください。かつて売っていたのに、今売っていないもの。昔はスーパーで売っていた。昔はおもちゃ屋さんに並んでいた。昔はこのモデルがあったのに新モデルになってしまった。そんなものはお勧めです。

生産者と直接つながれるか?

ネットショップの売上を上げようとすると、どうしてもバナーや広告、メルマガなどの広告に目が行き過ぎてしまいますが、やはり物販は「仕入れ」が要です。街中で買えないものを見つけ、その生産者に会いに行き、直接人間関係を築きます。それは相手が国内であっても海外であっても同じです。

直接生産者に自分を売り込むことで信頼関係を気づき、販売で有利なポジションを維持できるようにします。やはり大きいのは仕入れ価格です。卸業者を経由しなければ、それだけ市場で有利に展開できます。確保したい利益率の割合は、商品にもよりますが55%以上。30、40%ですと競争になってくると苦しいですね。

ネットショップの差別化とは?

ネットショップは同じ商品を売っている店がたくさんありますので、最初のお客様をいかに確保するのかが非常に重要です。一度気に入ってもらえれば、その人が他のショップに乗り換えることはあまりありません。リピーターを大切にすることは当たり前として、初めてのお客様の心をいかにつかむのか、そこを強く意識してください。

メッセージカード
ちょっとした手書きのお礼メッセージをつけるなどの心遣いは嬉しいものです。また、ギフトやちょっとしたワンポイントレッスン的な内容の小冊子などをプレゼントすると好印象です。

プレゼント対応をする
梱包、包装をプレゼント対応にする、面倒くさいことをやってあげることで、繰り返し利用してもらえるようになります。セット品などで価格がわからないようにしてあげることもポイントです。

無理難題に応える
要望が来た場合に、ちょっとした無理でも応えてあげると、「このお店は親切!話がわかるし相談できる」など柔軟性を感じてもらえます。それはビジネスにはとても有利になります。

専門性を高めよう!

専門性とは、お客様に質問を受けた時にスラスラと答えられる分野のことを指します。社員や店長の専門性が高いショップほどお客様は安心しますし、発信する内容の質も高まりSEO的にも効果が高まってきます。あなたの専門性を生かしたショップを、小さく、そして早く立ち上げることで、より有利なポジションに立つことができます。

頑張りましょう!

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アタマーケ・ラボ & 起業18フォーラム代表。2007年、集客支援をスタート。テレビやラジオ、雑誌などマスコミにも多数登場し、独自の脳マーケティング理論・集客・高単価セールスメソッドを公開。経験・実績に基づいた、わかりやすいセミナー・ノウハウの解説、コンサルティングには定評がある。
About 新井 一
アタマーケ・ラボ & 起業18フォーラム代表。2007年、集客支援をスタート。テレビやラジオ、雑誌などマスコミにも多数登場し、独自の脳マーケティング理論・集客・高単価セールスメソッドを公開。経験・実績に基づいた、わかりやすいセミナー・ノウハウの解説、コンサルティングには定評がある。