集客戦略・施策~ネットで売るには?

今回は『リアルでは売れるのにネットで売れない理由は?』というテーマでお話させて頂きます。

ここで言う『リアル』とは、いわゆる対面のことです。自分が会っている人に対して、営業するという意味です。対して、『ネット』は、インターネット上で集客したり、申し込みを受け付けたり、買っていただいたりするという意味で使っています。

リアルでは集客、営業ができるのに、なぜかネットになると全然効果が得られない・・・、もしあなたがすでにビジネスを始められていて、こういう状況にあるのでしたら、今回の記事がお役にたてると思います。

リアルで売れてネットで売れない・・・

この『ネットで売れない』という現象には、2つの意味があります。

  • ホームページに人が来ないという意味の『ネットで売れない』
  • 人は来るが申し込みがないという意味の『ネットで売れない』

この2つがあります。

リアルで対面している状態は、ネットで言えばアクセスがある状態と同じです。『売れる』とは、お申し込みをいただいたり、購入いただいたりという『成約』のことを指します。

なぜネットで成約できないのか? 決定的な原因があります。

その原因、それは『信用』です。リアルの対面営業ですと、信用を得るハードルは大きく下がります。ネットでは段違いに難しいのです。

リアル営業はとても簡単!

リアルの場合、初対面ではまだ壁があるかもしれませんが、何回かお会いするうちに、知り合いになって、相手との距離がぐっと縮まります。会ってお話をするだけで、ある程度は距離が縮まるのです。

お互いに自己紹介したり、一緒にご飯を食べたりすると、それだけで近い関係になれてしまうのです。ですが、ネットではそうはいきません。初対面どころかまだ対面もしていないわけで、アクセスしてもらってもその人が何者だか分からないし、信用できるのかどうか分からないのですから仕方ありません。

なので、『無料です』と言っても、『本当にそうなの?』『騙されるんじゃない?』など、いろいろとリスクを考えてしまうのです。『スパムみたいなメルマガがいっぱいくるんじゃないか?』なども心配されます。基本的に信用がないからです。

この第一のハードル、言って見れば最大のハードルをいかにクリアするか? いかに信用してもらうか、ということに全ての神経を集中しなければ、ネットで売れることは、永遠にないのです。

一番大事なことは『自己開示』です!

この信用の問題を乗り越えるために、無料化したりプレゼントしたりと、いろいろなことをするのですが、やはり一番大事なのは、自己開示です。

自分について発信する。情報発信を繰り返して、ずっと発信し続ける。お客様にとって、大事なこと、有益なことを、大量に発信し続けることが大事です。

マーケティングの世界では、AIDMA(アイドマ)などのプロセスがよく語られます。ですが、ようするに何が大切なのかと言えば、見込み客がそのような購買プロセスを辿って行っている間に、私達は『ひたすら情報を発信しているだけ』ということなのです。

情報を受け取った見込み客は、色々と行動を起こしてくれますが、私たちはひたすら情報を出しているだけなのです。だからこそ、その情報は売り込みではなく、『自分をいかに信用してもらうか』に注目する必要があるのです。これを繰り返すことによって、初めてネットから動きが出てくるのです。

まとめ

もしあなたが、ネットで情報発信しているのに、まったくお客様が取れない。メルマガ登録すらない、動きが感じられないというのであれば、それは『信用されるための情報発信の質も量も足りないから』ということになります。

徹底的に、お客様のためになる情報を考え抜き、自己開示と共に発信してみて下さい。

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アタマーケ・ラボ & 起業18フォーラム代表。2007年、集客支援をスタート。テレビやラジオ、雑誌などマスコミにも多数登場し、独自の脳マーケティング理論・集客・高単価セールスメソッドを公開。経験・実績に基づいた、わかりやすいセミナー・ノウハウの解説、コンサルティングには定評がある。
About 新井 一
アタマーケ・ラボ & 起業18フォーラム代表。2007年、集客支援をスタート。テレビやラジオ、雑誌などマスコミにも多数登場し、独自の脳マーケティング理論・集客・高単価セールスメソッドを公開。経験・実績に基づいた、わかりやすいセミナー・ノウハウの解説、コンサルティングには定評がある。