facebookがグラフ検索を発表~googleと異なる検索世界
フェイスブックがグラフサーチという新しい検索機能を発表しました。フェイスブックが検索の世界に打って出てきた、衝撃のニュースです。
今後、グラフサーチの進化によっては、SEOも、集客キーワードも、何もかもが新しい秩序で塗り替えられていく可能性を秘めています。
ご存じの通り、検索と言えばグーグル。グーグルはネット上に公開された圧倒的な情報を整理して表示する機能を持つWEBサイトを運営しています。キーワードというフィルタで、検索アルゴリズムによって有益と判断された情報をピックアップし、並べていきます。
グーグルは広告表示や検索結果の表示順位に関して、パーソナライズ機能によって個人の嗜好に応じてカスタマイズされた結果を表示させることができます。ですが、そこにある情報は、あくまでもcookieが保存されている固有のパソコンのユーザーや、グーグルアカウント管理者だけのものです。
ですが、フェイスブックのグラフサーチの概念は、そこに「社会」という自分とつながった人たちの情報が含まれてきます。検索データはグーグルと比較して少ないのは当然ですが、グラフサーチでは、自分に関連のある人たちがチェックインした場所、いいね!をつけた物事、趣味、居住地、出身校、友達が推薦するレストランや病院、自分が写っている写真などの「ソーシャル」が検索可能になるのです。GPSと組み合わせたモバイル版グラフサーチが普及すれば、ビジネスに絶大なインパクトを与えることになるでしょう。
※現時点では、グラフサーチで表示されるのはコンテンツのみだとフェイスブックは強調しているとのこと。
プライバシー管理など、まだまだ議論が足りない気もしますが、ソーシャルメディアはすごい勢いで進化していきますね。


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