メルマガ開封率を比べる曜日と時間帯の目安

メルマガの開封率が低い時、何曜日に送れば読まれるのか気になります。

火曜の朝がよいのか。水曜の昼がよいのか。金曜の夕方は避けた方がよいのか。数字を見始めると、送る曜日と時間帯だけを正解探しのように考えてしまうことがあります。

ただ、小規模事業者のメルマガでは、全国平均の正解を当てるより、自分の登録者が読める時間を小さく確かめる方が役に立ちます。読者の仕事、来店前の迷い、比較するタイミングが違えば、同じ曜日でも反応は変わるからです。

メルマガ開封率の曜日テストは、正解の曜日を探す作業ではなく、自分の登録者が読みやすい時間を見つける作業です。

今日は、配信頻度や文章の作り方ではなく、曜日と時間帯の比べ方だけに絞ります。まず4通だけ、同じ役割のメールを送り、開封率、クリック、解除を見ます。難しい分析ツールがなくても、表に残せば次の一通を直せます。

曜日テストの前提

メルマガ開封率の曜日テストとは、同じ役割のメールを複数の曜日や時間帯で送り、どのタイミングで読まれやすいかを比べる方法です。

曜日以外の条件は、できるだけ変えません。毎回まったく違う内容にすると、曜日の差なのか、内容の差なのか、読者の忙しさなのかが分からなくなります。

たとえば、1通目は事例、2通目は割引、3通目は近況報告、4通目はセミナー案内にすると、開封率が違っても理由を判断しにくくなります。最初のテストでは、メールの役割をそろえます。

同じ役割で比べる理由

曜日テストでは、文章の言い回しを完全に同じにする必要はありません。けれど、読者から見た役割はそろえます。

たとえば、4通とも「相談前によくある不安を一つ減らすメール」にします。あるいは、4通とも「事例を一つ紹介して、詳しいページへ戻るメール」にします。こうすると、月曜、火曜、水曜、木曜の違いを見やすくなります。

役割がそろっていれば、開封率が上がった時に「この曜日は読まれやすいかもしれない」と仮説を置けます。役割がばらばらだと、たまたま内容が強かっただけかもしれません。

平均値だけで決めない理由

メルマガ開封率の平均や業界別データを見ると、目安は分かります。けれど、平均値はあなたの登録者そのものではありません。

飲食店のお客さん、整体院の予約を考える人、講座の受講を迷う人、法人サービスを比較する担当者では、メールを読む場面が違います。平均でよい曜日でも、自分の登録者には合わないことがあります。

平均値は、最初の仮説に使うくらいで大丈夫です。最終的には、自分の登録者が実際にどう動いたかを見ます。

時間帯を決める読者の場面

曜日と時間帯を考える時は、読者が何をしている時間かを想像します。メールは、送った瞬間に必ず読まれるわけではありません。けれど、読む準備ができている時間に届くと、開かれやすくなります。

朝に読む人もいれば、昼休みにまとめて見る人もいます。夕方に予定を考える人もいます。夜に家で比較する人もいます。ここを決めずに曜日だけを変えると、数字の理由が見えません。

朝に合うメール

朝は、仕事や家事が始まる前に短く見る時間です。長い説明より、今日見るポイントや一つだけの確認に向いています。

法人向けなら、会議前に確認できる資料や事例の案内が合う場合があります。店舗や個人サービスなら、今日の予約や今週の空き状況を考える人に合うことがあります。

ただし、朝は忙しい時間でもあります。開封されても、じっくり読まれないことがあります。朝に送るなら、クリック後のページが短く分かりやすいかも一緒に見ます。

昼に合うメール

昼は、少しだけ比較する時間が取れる人がいます。仕事の合間に読む人、昼休みにスマホを見る人、午前中の用事が終わってから情報を探す人です。

昼のメールでは、短い事例やチェックリストが合いやすいです。読み切る負担が軽く、あとで詳しいページへ戻れる形にします。

メルマガ全体の位置づけは、メルマガで集客する方法の固定ページとつながります。登録前の不安やLINEとの役割分担を先に整えておくと、曜日テストの結果も読みやすくなります。

夕方と夜に合うメール

夕方や夜は、比較や申し込み前の確認に向く場合があります。仕事終わりに予約を考える人、家で家族と相談する人、明日以降の予定を決める人がいるからです。

一方で、夜は疲れている時間でもあります。情報量が多すぎると、あとで読もうと思ったまま忘れられます。夕方や夜に送るなら、リンク先を一つに絞り、読む目的を軽くします。

時間帯は、読む深さにも関係します。このように役割を分けると、テストの意味がはっきりします。

4通で見る身近な実験

曜日と時間帯のテストは、まず4通で十分です。1通だけでは偶然に左右されます。反対に、20通分を待つと改善が遅くなります。

4通なら、初心者でも表にできます。月曜朝、水曜昼、木曜夕方、土曜午前のように、仮説の違う時間を選びます。毎回の役割はそろえ、結果だけを比べます。

記録する七つの項目

難しい分析は不要です。まずは、次の七つだけ残します。

  • 送った曜日
  • 送った時間帯
  • メールの役割
  • 開封率
  • クリック数またはクリック率
  • 返信や問い合わせの有無
  • 解除数

ここまで残せば、開封されたのに動きがないメール、開封は普通でもクリックされたメール、解除が増えたメールが分かります。

一度に変える要素

4通テストでは、一度に変える要素を少なくします。曜日と時間帯を見るなら、メールの役割はそろえます。内容の役割まで変えると、何が効いたか分からなくなります。

たとえば、4通とも「相談前の確認メモ」にします。月曜朝、水曜昼、木曜夕方、土曜午前で送ります。次に見るのは、開封率だけではなく、クリックや解除です。

もし木曜夕方の開封率が高く、クリックもあるなら、次回は木曜夕方を中心にします。もし土曜午前の開封率は低いのに返信があるなら、相談を考えている人が読みやすい時間かもしれません。

開封率の読み方

開封率は大事な数字です。ただ、開封率だけを見ていると、メルマガの改善はずれやすくなります。

開封率が高いのにクリックがないメールは、読まれたけれど次の行動が弱かった可能性があります。開封率が低くてもクリックや返信があるメールは、少ない人に深く届いた可能性があります。

開封率は入口の数字であり、問い合わせにつながる数字はクリック、返信、解除との組み合わせで見ると次の判断が立てやすくなります。

開封率が高いだけの回

開封率が高いだけの回は、喜んで終わらせない方がよいです。クリックや返信がなければ、内容が次の行動につながっていないかもしれません。

この場合は、リンク先が合っているかを見ます。メールで比較の話をしているのに、リンク先がいきなり申し込みフォームだと、先へ進みにくくなります。比較中の人には、事例やよくある質問のページの方が合うことがあります。

配信の頻度や登録時の約束を見直す時は、メルマガ配信頻度で登録解除を防ぐ初回案内と週1回の目安も参考になります。ただし、今日のテストでは頻度を変えず、曜日と時間帯だけを見ます。

開封率が低くても残す回

開封率が低い回でも、クリックや返信があるなら残す価値があります。人数は少なくても、必要な人に届いている可能性があるからです。

小規模事業者では、全員に読まれるメールより、相談につながる人が動くメールの方が役立つことがあります。開封率が少し低くても、問い合わせページへの到達や返信があるなら、曜日をすぐ捨てないでください。

反対に、開封率が高くても解除が増える回は注意します。興味を引く言葉で開かれたけれど、読者が期待した内容とずれた可能性があります。

AIと表で戻す次の一通

AIを使うなら、本文を丸ごと作らせるより、4通の結果を見比べる道具として使う方が安定します。曜日、時間帯、開封率、クリック、返信、解除を並べて、次に何を一つだけ変えるかを出してもらいます。

4通テストの役割は、次回に一つだけ変える場所を見つけることです。

AIは材料がないと一般論を返すので、先に表を作っておくと、次回の仮説を引き出しやすくなります。

AIに渡す材料

AIに渡す材料は、長い本文ではなく、比較表で十分です。

  • 月曜朝: 開封率18% クリック2 解除0
  • 水曜昼: 開封率24% クリック1 解除1
  • 木曜夕方: 開封率21% クリック4 解除0
  • 土曜午前: 開封率14% クリック2 返信1 解除0

このように並べると、開封率だけなら水曜昼、クリックなら木曜夕方、返信なら土曜午前という見方ができます。どれを重視するかは、メルマガで増やしたい行動で変わります。

次回は一つだけ変更

次回に変えるのは一つだけにします。曜日と時間帯は片方ずつ動かし、リンク先を直すときは曜日も時間帯もそのままにしてください。

一度に全部変えると、結果が良くても悪くても理由が分かりません。小規模事業者のメルマガでは、派手な改善より、次に何を直すか分かる改善の方が続きます。

登録直後のメールや返信しやすさを別に見直す時は、メルマガ集客で返信前の迷いを減らす最初の一通を使います。曜日テストとは分けて考えると、改善が混ざりません。

よくある質問

メルマガは何曜日に送るのがよいですか?

全員に共通する正解はありません。まずは登録者が読みそうな場面から、月曜朝、水曜昼、木曜夕方、土曜午前のように4通だけ試してください。平均より、自分の登録者の反応を優先します。

時間帯は朝昼夜のどれから試せばよいですか?

読者の行動から決めます。仕事前に確認する人なら朝、比較する人なら昼、予約や申し込みを考える人なら夕方や夜を候補にします。迷う場合は、朝、昼、夕方、週末午前の4つで小さく比べます。

開封率だけ見れば曜日は決められますか?

開封率だけでは判断できません。クリック、返信、解除も合わせて見ます。開封率が高くてもクリックがない回より、開封率が普通でも問い合わせにつながる動きがある回の方が役立つことがあります。

4通テストで結果がばらばらならどうしますか?

一番よかった数字を一つ選びます。問い合わせを増やしたいならクリックや返信、登録者との関係を守りたいなら解除の少なさを見ます。次回は一つだけ変えて、もう4通見ます。

まとめ

メルマガ開封率の曜日テストでは、正解の曜日を探すより、自分の登録者が読める時間を小さく確かめます。

最初は4通だけで大丈夫です。同じ役割のメールを、違う曜日や時間帯で送り、開封率、クリック、返信、解除を表にします。

今日やることは一つです。直近4通の曜日、時間帯、開封率、クリック、解除を表にして、次回は曜日か時間帯のどちらか一つだけを変えてください。

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パーソナルビジネスブレインズ・グループ代表。マーケティング支援事業(アタマーケ・ラボ)、起業支援事業(起業18フォーラム)など、多数の事業を展開中です。
About 新井 一
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