ソーシャルメディアのトレンド~世界が注目の「次に来るもの」とは?

マーケティング

さらに加速した進化を見せるソーシャルメディアの世界。今日の時点では、10代の若い世代はLINE、20・30代以降はフェイスブックを軸に使っている人が多いようですね。ソーシャルメディアのうち、前年に比べ最も利用率が伸びたLINEは、20代の80.3%が利用、40代以下の全ての年代で利用率が30ポイント以上増加、とのこと。

参照:平成25年 情報通信メディアの利用時間と情報行動に関する調査速報

次に来るメディアは? とついつい考えてしまいますが、今あるものすらあまり使いこなしていない。全ての機能を使っているソーシャルメディアは皆無だなぁと改めて思いました。機能ってそういうものだなぁ。。

以下は3年前に書いた記事です。確実に時代は移り変わっていますね。

ソーシャルメディアのトレンド~世界が注目の「次に来るもの」とは?

2012/4/9 UP記事

スモールビジネスの情報発信や、ブランディングに欠かせないソーシャルメディア。これまで日本ではミクシィやツイッターが流行し、今ではフェイスブック、リンクトイン、グーグル+など、様々なものがひしめきあっています。

2012年3月15日の日本経済新聞online ITトレンドに、かつてツイッターが紹介され、注目を浴びるきっかけとなったイベントとして知られる「SXSW(サウス・バイ・サウスウエスト)インタラクティブ」についての記事が掲載されています。記事では、「3月9~13日に米テキサス州オースティン市で開催され、世界中から若手起業家が集結。ベンチャーキャピタル(VC)やエンジェル投資家も多く参加し、会場は熱気に包まれた」と伝えています。

毎回、このようなイベントで注目されるのは、「次に来るものは何か?」です。アメリカで流行ったものが少しの時間を経て、「アーリーアダプター」と呼ばれる、新しいもの好きな人たちによって日本国内に持ち込まれ、書籍やセミナーで紹介され広まっていくのがこの世界の常です。記事によれば、今回のSXSWで、最も注目されたのは「インスタグラム(Instagram)」というSNS。「日本人にとっては「プリクラ(写真シール作製機)のデジタル版」といったほうがピンとくるかもしれない。プリクラの場合、共有するためには友人に会ってシールを直接渡す必要があったが、インスタグラムを使えば、離れたところにいる友人にも瞬時に写真をスマホ経由で転送できる」とのことですので、どうやら写真を加工し、SNS共有するという写真・カメラ系のアプリのようですね。利用者はすでに2700万人とのことですから、日本でも話題になる日も近いのかもしれません。

写真共有のSNSと言えば、他にもあります。最近話題になりましたのが「Pinterest(ピンタレスト)」です。気になるネット上の画像を、あらかじめカテゴリー設定しておいた自分の「ボード」に、どんどんクリップ(ピン)をしていくサービスです。他の人をフォローしておけば、そのユーザーが「ピン」をした画像を閲覧することができます。現在は招待制ですが、ツイッターやフェイスブックのアカウントでログインできますので、利用のハードルも低く、さらに利用者が広がる可能性を秘めているSNSだと思います。

インターネットの世界は、まだまだ文字情報が中心の世界ですが、起業家やフリーランスの人によく使われている「フェイスブック」のウォールを見ても、写真を掲載する人が大変多くなっています。写真系のアプリやSNSが広まれば、現在、ネットでの販売促進やマーケティングに最も大切と言われている「ライティング」と「キャッチコピー」のスキルと同様に、「魅せる写真の技術」がさらに注目され、求められるようになるでしょう。

また、技術がなくても上手に写真が撮れるカメラやアプリ、加工ノウハウや、それを簡単に実行できてしまうソフトもますます充実してくるのでしょうね。起業家のアイデアと、それを実現してしまう行動力は無限ですから。

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アタマーケ・ラボ & 起業18フォーラム代表。2007年、集客支援をスタート。テレビやラジオ、雑誌などマスコミにも多数登場し、独自の脳マーケティング理論・集客・高単価セールスメソッドを公開。経験・実績に基づいた、わかりやすいセミナー・ノウハウの解説、コンサルティングには定評がある。
About 新井 一
アタマーケ・ラボ & 起業18フォーラム代表。2007年、集客支援をスタート。テレビやラジオ、雑誌などマスコミにも多数登場し、独自の脳マーケティング理論・集客・高単価セールスメソッドを公開。経験・実績に基づいた、わかりやすいセミナー・ノウハウの解説、コンサルティングには定評がある。