BtoBでフェイスブックは使えるのか?~マーケッターの試行錯誤

ソーシャルメディアを使っている人は、よく、facebookは人気投票、LinkedInは信用投票と言います。facebookはビジネスに使えると言われ、日本でも急速に普及しましたが、実際のところはBtoBに関しては、あまり活用されていないのが実態であり、その方法もご存じでないかたが殆どなのではないでしょうか?

実はこの傾向は本家のアメリカでも同じなのです。アメリカでも、最近ではfacebookよりも、ブログやLinkedInを重要視するというマーケッターが増加中です。では本当に、facebookはBtoBには使えないのでしょうか?

facebookがBtoBに使えるかどうかの曖昧な議論よりも、どんな会社がfacebookを有効に使えるのか、そこを限定した方が分かりやすいかも知れませんね。

facebookを有効に使える会社とは・・・

1. 率直にいってあまり魅力的でなく、
2. 競争が激しい業界にあり、
3. ブランド力をつけなくてはいけない(人)会社

です。

フェイスブックは「人」が見えるツールです。個人アカウントのタイムラインからは、その人の生活様式や価値観が垣間見えてきます。LinkedInの履歴書や信用出来る人を紹介する機能とは異なる、また違った役割を果たしているのです。

BtoBでお付き合いするよう担当者同士、経営者のつながりは、職歴や仕事内容で検索された条件マッチングよりも、お互いの価値観、仕事観が合う人同士の方が適合するものです。facebookでのつながりは、お互いに会話を交わさずとも、その価値観の部分をお互いに知ることが可能になり、関係や個人の印象を良くも悪くも発展させる機能があります。

BtoBでfacebookを生かすヒントのひとつは、ここにあります。

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アタマーケ・ラボ & 起業18フォーラム代表。2007年、集客支援をスタート。テレビやラジオ、雑誌などマスコミにも多数登場し、独自の脳マーケティング理論・集客・高単価セールスメソッドを公開。経験・実績に基づいた、わかりやすいセミナー・ノウハウの解説、コンサルティングには定評がある。
About 新井 一
アタマーケ・ラボ & 起業18フォーラム代表。2007年、集客支援をスタート。テレビやラジオ、雑誌などマスコミにも多数登場し、独自の脳マーケティング理論・集客・高単価セールスメソッドを公開。経験・実績に基づいた、わかりやすいセミナー・ノウハウの解説、コンサルティングには定評がある。