検索してほしいキーワードと検索されるキーワードの違い
検索してほしいキーワードと検索されるキーワードは異なります。そして、それはお客様(ターゲット)にしか分からないものです。
ホームページやブログを活用して、商品やサービスを販売していく時、当然ながら「検索エンジン」を無視することはできません。なぜなら、自分のホームページやブログにお客様が来てくれるルートは、検索エンジンしかないからです。もちろん、TwitterやFacebookから来ることもありますが、購買意欲のあるお客様という意味では、検索経由の方が断然多いと言ってよいでしょう。
検索エンジンを意識する時に、よく勘違いされていることがあります。それは、「自分が検索して欲しいワードでの検索結果、順位を気にしている」ということです。ですが、実は、お客様(見込み客)が検索するキーワードと、自分が検索して欲しいキーワードは全く違うのです。
見込み客の考えるキーワードとは・・・
例えば、工具屋さんのブログがあったとします。これを経営している人は単純に「工具 ネットショップ」や「工具 格安」などのキーワードで上位を狙おうとします。しかし、多くの見込み客となる人たちは、工具屋さんを検索したいと思っていない場合が多いのです。
どういうことかと言いますと、工具屋自体を検索して探したいのではなく、ドライバーやペンチが欲しいから、ネットで検索しているのです。今、ホームページに来ている人は、たまたまクリックしただけであって、あなたが経営している工具屋のホームページが見たいから来たわけではない。そこを覚えておいてください。
いかに人の気持ちを読み取れるかが勝負!技術論ではない。
自分が検索して欲しいキーワードを意識してブログを書くと間違えます。検索して欲しいキーワードは、大抵は、競争率の激しい「ビッグキーワード」になりがちです。先ほども申し上げましたが、「工具 ネットショップ」などのキーワードには、到底かなわないであろう強いライバルが存在します。
まず、あなたのターゲット、見込み客が検索するであろうキーワードを考えてください。そういうことを考えず、単純にビッグキーワードをイメージしても、ブログの成果はでません。少し考えるだけでも。ライバルの数がグンと減ります。結果的に、検索結果の上位に表示される可能性が高くなります。
検索して欲しいキーワードではなく、ターゲットとなる方たちが検索する可能性のあるキーワードを意識する!それを忘れないでください!
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